2024年6月に走った距離は146km。5月を約20km下回ったものの、引き続き月100kmは確保した。
5月から、走る時間を朝から早朝にシフトしている。涼しければ8時9時に走ることもあるが、原則として早朝、4時台か5時台である。夏至近いこの時期には明るくなる時間帯で、私以外にも結構走る人を見かける。
それでも、1km2kmで汗が噴き出してくる。帰ってから体重を測ると、1kg以上軽いときもある。朝食の時間が6時半に決めてあるのと、走っている間にどんどん気温が上がってくるので、冬のように10km15km走るのは難しい。
だから、冬なら10kmのところを夏は4~5kmで終わらせようと意識している。タイムが落ちるのは初めから織り込み済みだが、4kmで2~3分はかかっている。もちろん、自分自身の経年劣化もある。
人間も生物なので季節によって体調が変化する。年取ったから夏が過ごしやすくなる訳ではない。樹齢数百年の木でも年輪ができるように、夏と冬でトレーニング密度を変えるものだろうと思っている。
ところがランナーズの中高年向け解説を読むと、年取ったら筋肉の衰えが速いので、シーズンオフなどとらない方がいい。真夏でもトレーニングすべしと書いてある(例えば今年の5月号)。はっきり言って昔の部活みたいだと思う。
年齢を重ねただけケガのリスクは加速度的に高まるはずだから、若い時のように張り切るのは考えものである。筋肉が衰えるのと血管が飛ぶのとどちらが怖いか考えれば、筋肉が衰える方がこわいと言うのは変わり者である。
大きなケガをして動けなくなると、戻るまでかなりの時間がかかることはあるにしても、夏場を休んだだけで復元困難な状況になるとは考えにくい。なるとしたら加齢によるやむを得ないものだろう。
だから、ランナーズの執筆者がどう言おうと、暑いときには無理して走らないつもりである。朝早く起きれたら4~5km走るくらいが、年寄りには無理のない範囲だと思う。
とはいえ、ブランクがあれば筋肉や心肺機能が衰えるのも当り前で、最近は次のトレーニング適期までどれくらいの期間があるかと考えるようになった。長くなったので続きはまた。(この項続く)
p.s.これまでFC2で連載してきましたが、運用が不安定などいろいろ問題がありますので、はてなブログに移行します。お手数ですが、ブックマークの変更をお願いします。
p.s.その2 ランニングを新ジャンルとして独立させました。バックナンバーはこちら。
p.s.その3 中高年の山歩き、糖質制限関連の記事は、Bloggerに掲載するようにしました。こちら。
中高年は夏でもトレーニングを休むべきでないと書いてあるが、昔の部活みたいだし私は同意しない。筋肉が多少衰えるより大きなリスクがあるはずだ。