8月13日火曜日、平日だから公園に行ってみたところ、築山に若いのが屯ろしていた。他府県ナンバーの車で帰ったので大丈夫だろうと思ったら、まだ一組、私の準備体操定位置にレジャーシートを敷いて寝転がっていた。公園お散歩の常連も、みんな避けて歩いて行く。
仕方なく遊歩道脇で準備体操。すでに汗。暦の上ではもう秋なのに、熱波は容赦ない。台風も北の方に行ってしまった。
10周4km、ほぼ夏の標準タイム。週末には次の台風が来ると言うが、千葉ニューではどうだろうか。予定どおりトレーニングを積めるのはありがたいが、少しは休みたいと思ってしまうのは贅沢だろうか。
暑い毎日が続く。NHKでも市の防災無線でも「我慢せずエアコンを使いましょう」と言うけれども、電気代が払えなくても何もしてくれない。
しばらく前に東京ガスに電気を切り替えて若干電気代は安くなったものの、ロシア・ウクライナ戦争のあおりでエネルギー価格が高騰してしまった。節電努力は温暖化には敵わず、気温が上がれば自動的に電気代が嵩む。
そうした中、東京ガスが夏の省エネプログラムというのをやっている。予期せぬ電力需要があると発電が間に合わないからやっているので、もともと自分達の都合である。そして、暑い時間にエアコンを使わないでいるのは、年金生活者にとってたいへん厳しい条件である。
とはいえ、これに参加すると少ないけれどポイントがもらえる。2023年夏には203ポイント、2023年冬には63ポイント獲得している。ボイントはTポイント(Wポイント?)になってノンアルコールビールやコカコーラゼロに替わるから、ないよりあった方がいい。ということで、少し本気になって参加してみた。
東京ガスの省エネプロジェクト「IGNITURE」、指定時間に標準より少ない電力消費量にするか、外出して指定場所からデータを送るとポイントがつく。
ポイントがもらえるのは、前日に指定された時間に想定使用量より低く電力消費を抑えた場合である。1kwh節約すると、5ポイントいただける。想定使用量は東京ガスいうところの「標準的な使用量」で、つまり東京ガスの予想している電力消費ということであろう。
電力節約の他に、そもそも家にいなければエアコン使わなくて済みますよということで、「お出かけポイント」がある。これは、節電時間帯に指定された場所(駅とか)に行くと20ポイントが加わる。加えて、1kwh節電すると40円弱電気代が安くなるから、それもメリットである。
設定される節電タイムは、基本的に平日の昼間である。オフィスが動いている時間帯で、店にしろ事務所にしろ空調は止まらないし設定温度も変わらない。最高気温が予想より上がると、同じように使っていても電力使用量は増える。発電量は急に増やせないから、どこかから高く買って供給することになる。
節電プログラムはその分を一般家庭の節電で補おうとするものである。一般家庭といってもいまの時代家にいるのは年寄りばかりだから、暑いけどエアコン止めて下さい。家にいないで下さいというのと同じ意味になる。
片方で我慢しないでエアコンを使えと言い、もう一方で節電に協力しろと言うのはアクセルを踏みながらブレーキをかけるようなものだが、電気はそういうものだし、燃料価格は高騰しているし、原発はみんな反対するから仕方がない。できる範囲で協力するのはやぶさかでない。
わが家は各部屋にエアコンがある。近所にはセントラルヒーティングのご家庭も多く、その場合簡単に節電できないが、わが家は広い部屋ではなく狭い部屋でエアコンを使うことで消費量を抑えることができる。奥さんがパートに出る日にはいちばん狭い北側の5.5畳に移る。
「お出かけポイント」も、20分駅まで歩いてスマホを操作し、20ポイントいただいた。しかし炎天下を歩いたら肌の調子が悪くなったので、それ以後歩くのはやめにした。
お盆期間はオフィスが休みなので節電タイムはない。先週までの獲得ポイントは153.87ポイント、想定使用量より7.87kwh少ないそうだ。キャンペーンは9月末までなので、2回外出すれば昨年実績は上回れそうだ。
正直、子供だましのようなキャンペーンとは思うが、こういうことでもして楽しまないとこの猛暑は耐えられない。狭い部屋に籠りながら、これもCO₂削減の一環と思って過ごしている。
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