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減塩宅配惣菜で夕飯 ~せいうち日記188(さらに続き)

8月20日朝。前の晩は千葉ニューでも雷雨で、珍しく雷が鳴った。暗かったので分からなかったが、外に出ると雨はまだ降っていて、傘を取りに戻った。

公園遊歩道400m周回。立秋を過ぎて今週は処暑。夜明けがどんどん遅くなってまだ暗い。お散歩レギュラーメンバーも時間を遅らせたみたいで、あまり顔は見えない。

ベンチに傘を置いて10周。湿度は高いが涼しかったので、前日より4kmで2分くらい短縮。もう夏休み終わりなので、公園を走るのも終盤戦である。

 

検査数値の悪化についていろいろ調べたところ、塩分の摂り過ぎが問題ではないかと思い至った。塩分を摂り過ぎると体内にNa+イオンが増加するが、一定の濃度に抑える必要から体は水分を取り込む。その結果、血液が増え過ぎたり細胞が水分を貯め込んだりしているのではないか。

もう70年近く生きているが、塩分制限をしたことがない。ラーメンのつゆは全部飲み、そばつゆはそば湯を足して飲み、刺身には醤油をたっぷり付ける食生活をしてきた。それでも体、特に腎臓は耐えてきたが、年齢的に厳しくなっているのかもしれない。

悩んでいるだけでは何も解決しない。考えられる可能性はつぶしていく必要がある。そもそも日本人は塩分を摂り過ぎているというから、多少制限しても必要量に戻るくらいである。塩分が足りなくて健康に悪影響を及ぼす可能性はあまり考えられない。

ところが塩分制限と言ったところ、何を作っていいんだか分からないと奥さんが言う。なにしろ、40年間味を濃くする注文ばかりつけてきたのである。仕方がない。ネットをみると減塩総菜を宅配してくれるところがあるらしい。さっそく手配してみた。

 

メディカルズ本舗の減塩メニュー。1食の塩分が1.7g以下なので、このレベルに収めれば1日6g以内に抑えることができる。6食お試しで送料込み5,140円。

6食分の冷凍減塩食が届いた。納品書にはそれぞれのカロリー、食塩相当量はじめたんぱく質、脂質、コレステロール、糖質・食物繊維などの成分が詳しく記載されている。

 

 

塩分制限食を提供している宅配業者はいくつかある。大手のタイヘイやワタミでも提供しているが、奥さんと相談のうえ、医療食・介護食を専門で扱っているメディカルズ本舗という会社を選んでみた。6食お試しで送料込み5,140円。スーパーの冷凍弁当の3倍近くするが、健康には代えられない。

ネットで注文して連絡があったのは19日。お盆は夏季休業でやってなかったのである。翌20日にお届けしますとメールが来た。

翌日到着。6食分セットで段ボールに入っている。意外だったのは納品書に各メニューの成分表が細かく書かれていることで、食塩相当量はすべて1.7g以内。3食これを食べても6g以内に収まるようになっている。

6食の内訳は主菜は肉3、魚3。副菜が3点付く。主食は利用者が用意することになっていて、それぞれのニーズに応じて調整する。おかず部分のカロリーは約250kcal、糖質は約17g、食物繊維は8g前後となっている。

さっそく夕飯に、豚肉とナスのみそ炒めを選択。副菜は切干大根、菜花のおひたし、パイナップルコンポート。医療食・介護食のプロだけあって、特に薄味という感じはしない。さすがに切干大根は醤油味があまりしないが、豚肉にはちゃんと味が付いておいしい。

たれまで全部食べて塩分1.7gで済むのかという気がするけれども、そこは管理していると信じよう。ノンアルコールビールとデザートに梨を食べて、カロリーは350kcalくらい、糖質は40gといったところ。糖質制限食としても許容範囲内である。

毎日これを食べるとわが家の食費をオーバーしてしまうが、週に1~2回食べて様子をみるのが健康的にも経済的にもいいかもしれない。とりあえず、来月中旬の人間ドックまで続けて効果があるのかどうか確認する予定である。

その後、奥さんもご近所で聞いてきて、生の鮭や冷凍の鱈を野菜に乗せて蒸す料理、醤油を使わず酒とみりんだけ使った煮びたしなどを開発した。「このくらいの味が私は好き」とおっしゃるので、今後減塩メニューを期待できるかもしれない。

 

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