9月9日月曜日。夜明けが遅くなったので早朝トレーニングは終了、朝食後に走る。これまで食後すぐ走るのはどうかと思っていたのだが、運動できないほど腹いっぱい食うなという説もある。それにこの時期、のんびりしているとすぐに暑くなる。
村内の5kmコース。早朝だとイノシシが出るので(市役所が注意書きの掲示を立てている)、走れるのはこの時間からである。このコースは通学路だったが、いまや小学生はスクールバス、中学生は自転車通学である。中学生は向こうとこちらで両方向いる。村とニュータウン、どちらの中学校を選んでもいいらしい。
前半下り坂で後半登り坂。早朝2kmコースが平坦なので少々の坂でも堪えるが、大会が迫っているのにそんなことを言ってはいられない。タイムはkm8分を切るくらいのスローペース。それでも、30℃近くあるのでやっぱり大汗をかく。
糖質制限に加えて、塩分制限を始めてから1ヶ月経つ。わずか1ヶ月ではあるが、いろいろ体調が変化したと感じるので、忘れないうちに書いておく。
糖質制限もかなり効果があって、体重が4年間で約20kg減少した。最初の1ヶ月で4kg減だったから、今回の塩分制限と同じくらい急激な変化である。だが、糖質制限で20kg落とした上に1ヶ月でさらに4kgだから、かなりびっくりした。
減塩を始めてから1ヶ月が経過した。わずか1ヶ月ではあるが、体調にいろいろ変化が現れている。
糖質制限を始めて数ヶ月で、胃腸の調子がよくなり、歯茎の痛みがなくなり、血圧も下がった(こちら)。皮膚症状は少し時間がかかったが、やはり改善された。
だから食生活の見直しで体調がよくなることは分かっていたのだが、歳のせいだと思っていたことがよくなるのはうれしいし、まだまだ体は若いのかもしれないと思う(67歳だが)。早くリタイアしなければ気づかなかったかもしれないと思うと、背筋が冷たくなる。
塩分制限して2~3週間で気づいたのは、夜中に目が見えることであった。
しばらく前から夜中に目が見えず、特に右目だけで見るとほとんど真っ暗な状態であった。家の奥さんは常夜灯(橙の豆電球)でも眠れないのですべて消灯するのだが、そうすると私がまったく見えなかったのである。
これは歳のせいでどうしようもないと思っていて、枕元に小さなLEDを置いておき、夜中トイレに行く時使っていた。そうしないと、まったく方向感覚がつかめず、一度壁に激突して負傷したことがあったのである。
ところが塩分制限以来、ほたる灯(スイッチに付いてるやつ)やエアコンの動作確認灯のわずかな光で、ぼんやりだが周囲が見えるようになった。右と左で見え方に差はなく、LEDなしでも少し歩けるようになった。はっきり見えなくても壁と襖の位置さえ分かれば、何とかなる。
もう一つは、起き抜けの血圧がさらに下がったことである。7月平均は上が123下が71で、糖質制限以来ほとんど正常。年寄りとしては低いくらいに落ち着いていたのだが、8月平均は115-69である。
上は110を下回る日が多くなり、100以下という日さえある。下は70台から60台。体重が落ちることで血圧は低くなるのだけれど、これで血管にかかる圧力、腎臓にかかる負担が確実に下がるので、たいへん有意義な改善であったと思っている。
(この項続く)