9月11日、水曜日なのでランニングはお休み。午後から清掃工場付属スポーツジムでウエートトレーニングの日である。
ふたたび暑さがぶり返して、とてもじゃないが日が昇ってから走れる陽気でない。どうしようと思うけれど、とりあえずジムの日なので考えずに済む。
明日のことは夜の天気予報を見てから決めよう。人間ドックが迫っているので、ともかく疲労を残さないのが最優先である。
わが家は千葉ニュータウンにあるが、東京ガスの営業区域内である。そして東京ガスでは、来月で紙の検針票を廃止して(どうしてもという人は有料対応)、WEBで確認しろということになっている。
ところが、WEB移行を目前にして、システム障害ではないかと思われる事象が発生している。以前のGoogleなら、検索すればそういうことを書いているサイトを見つけられたのだが、いまや広告会社なのでそういう情報を得ることはできない。
何が起こっているかと言うと、振替予定日になっても銀行口座から引き落としがないのである。残高は十分ある。そして、東京ガスのホームページにも何の説明もないし、問い合わせしても回答がない。残高不足で引き落としできなければ、そろそろ督促状が来る頃である。
ガス代は5日に振替になるはずが、残高があるにもかかわらず引き落としがない。問い合わせたものの、現在まで未回答である。
まあ別に、払わなくてもいいというのなら払わなくてもいいし、来月まとめて引き落としでも全然構わないのだけれど、9月5日振替予定がどうなったか説明しないのは不親切であるし、これで紙の検針票をなくして大丈夫かと誰でも思う。グリコもそうだけれど、最近システム移行で不具合があり、ユーザーに迷惑をかける事例が多い。
東京ガスについていえば、WEBをみると確かに「一部のお客様で請求額が表示されない不具合があり、復旧作業中です」というアナウンスはある。しかし、口座振替ができないことまで書いてないし、来月まとめてでいいなんてことも書いてない。
少なくとも、口座振替がないことに気付いた何人かは私のように問合せしているはずで、東京ガスが事態に気付いてないことはありえない。にもかかわらずFAQくらい作らないでどうするということである。大企業だから入金が遅れたくらいで屋台骨には響かないとしても、これで紙の検針票なくして大丈夫かというクレームは頻発すると思われる。
現役時代にシステムにいたこともあり、障害対応ではいろいろ苦労をさせられた。「させられた」というのは、結局のところ自分が何かする訳でもできる訳でもなく、すべてコンピュータメーカーに任せざるを得ないから、何が起こっているのかよく分からないからである。
ただ、機器本体(ハード)やシステム(ソフト)の更新時には、スケジュールをあらかじめ確認し、予定どおり進んでいるか随時報告させた。更新作業は基本的に夜間だから、泊まり込みである。そして、どの時点で何が起これば組戻し(旧システムに戻す)ということを打ち合わせたものである。
旧システムはそれまで問題なく動いていたのだから、元に戻すのが一番の安全策である。新しいシステムで新規サービスができようが、部品の更新期限が来ようが、システムは安定運用が何より大切だからである。
私がシステムの仕事をしたのは10年以上前だからもちろん状況は違うだろうが、基本的なところはそれほど違っていないだろう。しかし、グリコにしても今回の東京ガスにしても、万一の時に旧システムに戻すという手順がなくなってしまったのかと思わせるくらいである。
切り替えたら新システムで動かすしかないならば、組戻しにあたるのは「手作業」でなければならない。グリコはそれができず、多くの商品が欠品となって決算に響くくらいの影響が出た。東京ガスだって、昔は手作業で銀行関係の書類を作っていたはずだが、いまの時代それができる人はおそらくいない。
それにしても気に入らないのは、これがどの程度の規模のシステム障害なのかは分からないけれど、仮に小規模だとしてもマスコミで一切報道されず、ネットでも検索できないことである。もしかしたら私の残高不足でそうなのかと思って、何度も確認した。
1週間経って何の音沙汰もなく、報道もされず、引き落としもないままなので、微力ではあるが自分のサイトに上げる次第である。