Go Down Gamblin' ver.6

私taipaが趣味の世界からお送りします

闇バイト事件と安全について

先週末は台風崩れの低気圧が襲来し、京都競馬が1レース中止になるくらいの大雨であった。関東地方も土曜日は1日雨だったが、日曜朝から晴れていい天気になった。

天気が回復したので、午後から片道2kmを2往復8km、月曜日振替休日は午前中に村内5kmコースを走った。将門ハーフまで1週間を切ったので、これくらいにしておく。

1週前と比べても気温が5℃くらい下がったので、朝方は冷え込むくらいである。この気温だと息が上がらないので、普通に走ってkm6分30秒くらいのペースが出る。なんとなくうれしいが、飛ばし過ぎてまたヒザがおかしくなるといけないので、意識して抑える。

コースに出るのはあと1日くらいで、あとは公園遊歩道で靴慣らしと自己流インターバルで調整する予定である。当日は関東北部が曇り、伊豆諸島はときどき雨予報で、どちらに振れるか悩ましい。ただ、暑くならないことはほぼ確実なようである。

 

首都圏各地で頻発する闇バイトによる強盗傷害(殺人)事件。わが千葉ニュータウン近辺でも、木下在住の実行犯が逮捕され、事件現場も八千代・白井・四街道とすぐ近くになってきている。

この事件についてはいろいろ思うところがあるが、今日はその中で安全に的を絞って書いてみる。もうひとつ、闇バイトに応募して重罪を犯すメンタリティについても考えているが、これは改めて書くことにしたい。

今回の事件は、少し前の「ルフィー」とは別口であるようだが、「ルフィー」の時も今回も、現場に駆けつけた警備会社がとか、警備会社に通報を受けた警察が、といった内容を聞いた覚えがない。そして、首謀者や指示役は、標的の家に多額の現金があることを把握していたらしい。

盗みに押し入って住民にケガを負わせたとなると、これは相当の刑期を覚悟しなければならないし、それに見合うだけのメリットがなければリスクは負えない。空き巣ならともかく、強盗に及んで家の中に数千円しかありませんということは彼らとしても避けなければならない。(その意味でわが家は安全である)

ということは、カネがあって、戸締りが手薄で、近所がすぐ騒ぐということもなく、年寄りが少数で暮らしているという家がリストアップされている可能性が大きい。

店舗や事務所で襲われているのは質屋とかカネがある場所で、一般の住宅でもスマホで指示された実行犯が、まず「カネはどこだ」と言っているらしいから、そういうリストがあると考えなくてはならないだろう。そして、押し入ってもセコムは来ないし、すぐに警察に通報もされないと分かってやっているのだ。

 

とうとう千葉ニュー近辺にも迫ってきた闇バイト強盗事件。家の中にカネがあって年寄りだけで暮らしている家は、機械警備を依頼する必要があるかもしれない。

 

日本人は水と安全はタダだと思っているというのは、60年前から指摘されていることである。アメリカでは、高級住宅地では自前で警備していて、そうでない場所は犯罪多発地帯であることを覚悟しなければならないと言われてきた。実際そうであるらしく、自衛しなければならないから銃規制ができないのだ。

わが国でもしばらく前、警備会社が機械警備を始めた頃ちょっとしたブームになったことがあった。当時はまだバブルの余波でカネ回りのいい人は結構いたし、オウム事件など物騒な世の中だったこともある。長嶋父がまだ元気で、「セコムしてますか」と言っていた頃である。

もちろん今でもセコムやアルソックで自宅警備している人はいるだろうが、一般家庭では必ずしも多数派ではない。むしろ、孤独死防止とか、小さい子の見守りで警備会社を利用する人の方が多いかもしれない。(もっと多いのは「自宅警備員」のいる家かも)

ただ、機械警備が導入された当時と現在とでは技術が大きく違っている。監視カメラなんてカー用品店で1万円くらいで売っているし、センサーはもっと安い。警備会社は結局のところ誰かが監視するから経費がかかるけれど、近い将来AIが対応できるようになれば人手はそれほどいらない。

警備会社は営利のためにやっているから、安く提供できるからその分価格を下げるなんてことはしないが、いずれはそういうサービスが出てくるはずである。例えば、夜中に窓を割って侵入すれば、すぐに確認の電話がかかってきて、出なければ警察に連絡するなんてことは今すぐにでもできそうだ。(素人のバイト強盗だったら、電話だけでビビって逃げる)

そうなると、治安がとか警察がとか言うより先に、警備会社のサービスに加入するのが早道ということになるかもしれない。それ単体だと自分でできるという年寄りはいるだろうが、生存確認とか急病対応と組み合わせれば、絶対いらないという層は限られる。

間違いないのは、これから先、高齢者のひとり住まいは増える一方だし、身内でも行政でも誰かが対応しなければならないということである。

 

p.s.なんとなく思うこと、バックナンバーはこちら

 

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