2024年11月のアルコール摂取量は1日平均17g。10月は人間ドックの反動で20gまで増えてしまったが、反省して節酒した。
ところで、ここ数ヵ月厚労省のガイドラインを一日18gと覚えていて、そのようにブログにも書いていたけれど、過去記事を読み返したら一日20gだった。
つまり、基準以上に飲み過ぎたと思ったのは勘違いで、増えたけれど基準以内で耐えていたということになる。まったく無意識ではあったものの、酒飲みの根性と言うべきか、泥酔しても家に帰ってくるのとよく似ている。
厚労省の節酒基準は一日平均18gと覚えていたが、よく調べたら20gだった。飲み過ぎたと思って一日平均20gだったから、無意識にセーブしていたか?
いずれにしろ、飲み過ぎは健康によくないし、経済的にもよくない。物入りで支出超の折柄、節約できるところはしなくてはならない。
検査前とか、マラソンレース直前とか、禁酒せざるを得ない時期はアルコール抜きで、そうすると眠りも深く寝覚めもよくなるので、アルコールなんて本当は飲まない方がいいと思う。けれど、控える理由が何もなければ飲みたくなるのはどうしたことだろう。
おそらく、半世紀にわたり酒を飲んではドーパミンが分泌されるというルーティーンを続けたことにより、生半可な意識や覚悟では追いつかないレベルに達しているものと思われる。アル中になったり体を壊さなかったのは、まったく運がよかったとしか思えない。
若い頃は会社にまだ戦前生まれという人達が残っていて、昼間から酒臭いとか机の引出しにウイスキーを隠しているなんて話もよく耳にした。時は流れ、いまや忘年会も自由参加の世の中。飲むとしても仕事の知り合いとは嫌だという人間は、珍しくなくなった。
私にしても、アルコールであれば旨くても不味くても構わない、酒に味なんてあるのかというほどアル中は進んでいない。誘わられて断るのは雰囲気が悪くなるし、多めに出してもらえるならお得と思っていた。ゴルフやマージャンほどではないが、いま振り返ると有意義な時間の使い方ではなかった。
だから、年齢を重ねて自分の考えで行動できる範囲が広がってからは、会社の知り合いと飲むことは必要最低限になった。飲み過ぎて後悔することも減ったし、おカネも時間も自分の評価軸に従って使うことができた。若い頃のままであれば、アル中か体を壊すかどちらかだったろう。
さて、2021年以来4年間続けてきた糖質制限だが、目的としていた脱・肥満がほぼ達成されたことに加え、経済的な理由で糖質制限を続けることが難しくなった。
糖質制限は糖尿病治療や体重減少に大きな効果があるが、デメリットとしておカネがかかる。炭水化物は安価に栄養を摂る上でたいへん有効であり、炭水化物以外で必須カロリーを確保しようとすると、急激にコストが跳ね上がる。このことは、糖質制限のパイオニアである江部先生も著書で指摘している。
今後は、できるだけ低糖質低カロリーに努めるものの、米、うどん、ラーメン等々低価格の食事を避けてはいられない状況となった。ついては、2025年から、糖質制限の看板は下ろすことにする。過去4年間の成果を踏まえ、少しでも長くいまの体重を維持できたらと思う。