八千代ロードレースの準備は順調に進み、2週間前の試走で関門時刻クリアは大丈夫の感触を得た。そもそも将門ハーフマラソンの16km通過タイムが、14.3kmの関門時間より速いのである。
しかし、好事魔多し。1週間前に筑波山系に山歩きに行った帰り道で愛車が突如操作不能、その晩以降考えることが多くて夜中眠れなくなった。修理した車を取りに18km走ったのは練習兼のつもりだったが、レース1週間前にこれをやるのは無理だったようで、とうとう体調を崩してしまった。
木・金・土はトレーニングを控え回復に努めた。最悪DNSも仕方ないと覚悟したが、幸い当日朝にはある程度回復した。早めに対処したのがよかったようで、ぶっつけ本番になるけれどもどうにか出走できそうである。(DNS=Did Not Start:欠場)
1週前の目標は高く関門時間前のゴールだったが、まったく状況が変わってしまった。関門通過できるかどうかも怪しいし、完走できれば御の字である。タイムなんてどうこう言える状況ではない。ともかく、関門を通過できるくらいのペースで、無事に競技場まで走って帰らなければならない。
八千代ロードレースも全国的趨勢に従い、受付なしとなった。今年は市営体育館工事中のための措置だが、これを機に参加賞も含めて事前送付がいいと思う。
今年の会場は昨年までと違い、改築工事中のため市営体育館と隣の広場が使えない。対策として今大会は受付をなくし、プログラムは事前送付、参加賞はゴール後手渡しに変更された。本当は参加賞も事前送付が全国的趨勢だが、当日受付がないだけでかなり手間が省ける。
昨年でさえ、数年ぶりに復活した親子と小学生レースの影響で駐車場が満杯だったのに、今年は市民会館駐車場が使えないので(メイン会場となる)さらに混雑が予想される。会場に近い有料駐車場は間違いなく希望者が殺到するので、昨年より早く着く必要がありそうだ。
2024年12月8日、前の週からいい天気が続き、朝から青空。昨年より1時間早く、7時に駐車場に入った。まだ空きはあったけれど次々と車が入ってきて、8時には周りがほぼ埋まっていた。早く来てよかった。
3時間も何をして時間をつぶすかと心配したけれど、iPADで将棋をしたり着替えて準備体操をしていたら、10kmがスタートという放送があった。10マイルスタートまで50分である。結構寒いので上に何か着なければならないかと思ったが、駐車場からランニングパンツでスタート地点に向かうランナーがいた。私もならうことにした。
市民会館まで歩いて5分ほど。服装は、上が長袖のアンダーにランニングシャツの重ね着、下はサポーターとランニングパンツ、緑のアンダーアーマーで揃えた。キャップは新調した緑の蛍光色、モンベルの小型ザックにタオルと貴重品を入れてある。
縁石に腰かけてシューズの紐を結びなおしていたら、1分前となった。列が動き出す。急いで列に戻り、ガーミンぴ。GPS捕捉開始、スタートボタンを押すのと、号砲が鳴るのがほぼ同時だった。ゆるゆる歩いてスタート地点まで。ロスタイムはちょうど1分だった。
ぶっつけ本番なので、ともかく安全第一。周囲に影響されず、ともかくマイペースを守り、関門通過が目標である。走り始めはいろんなランナーがいて、付いていけそうな人もいたけれども、ともかくも安全第一。自分のペースを守っていたら近くのランナーはみんな先に行ってしまった。
八千代中央駅前が1km、坂を下って登って2km。走り始めは順調である。走るのは4日ぶりだし、まだ息がはずむほど飛ばすことはない。どんどん抜かれるけれども、それは構わない。ともかく後半に余力を残さなくてはならない。
(この項続く)
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11月半ば以降、好天が続いている。八千代ロードレースの朝も青空。ゴール近くの新川沿いの朝の景色。
スタートまでの3時間は意外と早く過ぎた。例年通り市民会館前のスタート。ゲストランナー、気象予報士の平井さんはマイク音声の声しか聴けなかった。