Go Down Gamblin' ver.6

私taipaが趣味の世界からお送りします

安物買いの銭失い

おととしの夏に頭を剃るようにして以来、坊主頭である。永平寺ではジレットを使っていると聞いたので、それに倣ってジレットの5枚刃を電動で使っていた。

年末に在庫がなくなったが、ジレットの替刃は安くても400~500円する。お得な8枚セットだと4000円を超えるので、諸物価高騰の折柄二の足を踏む。どうしようかなと迷っていたら、すぐ横にジレットの使い捨て3枚刃が6個セット500円で売っている。

同じジレットならそう違わないだろうし、500円なら替刃1つ分の値段である。もし外してもあきらめのつく金額だし、泊りがけで出かける時に使えばいいと思って買ってみた。

 

使い捨ては使い捨てだけのことはあって、頭を剃るには適していないようです。「安物買いの銭失い」と昔から言うけれど、まさにその通りになってしまった。

ところが、買ってきた使い捨てでいつものように剃ったところが、湯舟で頭に乗せたタオルが血まみれになった。そそくさと汗を拭いて奥さんに見てもらったところが、「頭中真っ赤で、何ヶ所も切れてるよ。」

自分では見えない頭頂部から頭の後ろにかけて、数ヶ所切り傷になっているという。とりあえず薬をつけてバンドエイドで応急手当したが、そのバンドエイドも翌朝剥がすと血まみれになっていた。5枚刃電動で1年半以上剃ったけれど、こんなことは一度もなかった。

その後出血は止まりかさぶたになったものの、ひりひりするし剃刀を当てるのは怖いので、4~5日置きのローテーションにもかかわらず、新年明けてからまだ剃っていない。それでも5分刈りまでならないのはさすが丸坊主だが、少し伸びるとうっとうしくて仕方がない。

「安物買いの銭失い」ということわざは江戸時代からあるそうで、消費経済が発達した頃から使われている。昨今、値段が高いから安心できるかと言われるとそうでもないような気がするし、百均でもそれなりのものは買えるが、安いものはやっぱり安いだけのことはある。

ジレットより安い「ジレット対応」という中国製があって、これはWEBでも注意喚起されているけれど、ジレット本体でもグレードによってこれほど違うとは思わなかった。替刃1つでも5~6回使えれば千円カットより確実に安いし、使い捨てと違って頭を切ることもない。あえて使い捨てにする必要はない。

おカネを惜しみ過ぎるのはよくないと改めて感じたし、何歳になっても勉強だと思った。こんなことは前から何度もやっているけれど、再三再四同じような失敗をしてしまうのは悲しい。おカネがないからいけないという話もある。

それにしても、ジレットは高い。

 

p.s. 老後準備編、バックナンバーはこちら

 

 

↓どれかクリックしていただければうれしいですが、ブログ村は最近広告ばっかりなので、データ無制限でない方はご注意ください。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ   にほんブログ村 その他スポーツブログ マラソンへ  にほんブログ村 アウトドアブログ 軽登山・トレッキングへ