Go Down Gamblin' ver.6

私taipaが趣味の世界からお送りします

白内障?? 55年前から目は悪いが…

先だってランニングの後で、足が攣ってベンチから転落しメガネを壊した。このメガネは現役時代から使っているのでもう10年以上、レンズを替えて使い続けてきたがそろそろ寿命だろう。いつものメガネ屋さんに行ってみた。

以前から右目が少し見えにくい。糖質制限で改善したけれどその状態は続いていて、右目の矯正視力がかなり悪い。せっかくだから検査して調整してもらおう。

という訳で検査したところ、技師の人が首をひねっている。「度数は以前と変わりません。これで見えにくいとしたら、度数の問題ではなく眼球の中の問題です」という。

「眼科に行って診てもらった方がいいですよ。医者に行かないで、結果的に失明した人もいます。医者も忙しいですから、メガネ屋に行ったらこういうことを言われたので調べてくれと説明してください」

これはただ事ではない。中学生の時だからもう55年前、近視のメガネをかけ始めて以降メガネなしで暮らせない生活を続けてきた。近視の度も進み、乱視も入り、さらに老眼で遠近両用になり今日に至っている。ものもらいは再三できたが、眼球の中が問題と言われたのは初めてである。

はっきり言わないけれど、どうやら白内障緑内障を心配しているようだ。年齢を訊かれたので、おそらくそういうことである。眼科は、帯状疱疹の時に診ていただいたお医者さんの診察券がある。駅前なので行ってみる。

 

まず視力の検査である。レンズを替えて視力表を見、右左上下を答える。裸眼ではほとんど分からないし、レンズを入れても半分以上分からない。待合室に戻ってしばらく待ち、ようやく診察である。

「右目の方が、矯正しても視力が出ません。疑われるのは白内障ですが、瞳孔を開いて検査してみないとはっきりしたことは分かりません。今日は運転して来られましたか?」

「はい。車で来てます」

「それでは日を改めましょう。5~6時間は運転できませんから、その予定でいらしてください」

 

メガネ屋さんで首をひねられて眼科を受診した。年齢的には白内障が疑わしいが、所見では特に問題なしとのこと。さらに検査することになり、困ったことになった。

 

日を改めて再度受診。今度は奥さんに送ってもらう。ミドリンPという瞳孔を開く目薬を差し、眼底カメラで何枚か撮影。先生にも診察してもらうが、どうやら原因がはっきりしないらしい。

「右目だけ矯正視力が出ないという場合は白内障が疑われるのですが、診たところ白内障はありません。右目の方が視神経も網膜も弱っているのですが、これが原因なのかどうか。視野検査で、もう少し詳しく調べてみましょう」

視野検査は緑内障の診断に用いられるが、その他に視神経・網膜の病気、脳の異常などの疾患を調べることができる。メガネを直しに行っただけで大げさなことになってしまった。今さら脳が異常だと言われてもどうしようもないが、とりあえず白内障ではなさそうなのはよかったのだろう。

これまで、メガネの度さえきつくすれば視力は出るものだと思っていた。メガネで矯正できないとすれば、運転免許の「眼鏡使用」も意味がないことになる。目が弱るのも耳が遠くなるのと同様高齢者特有の症状だが、意外なところから老化が忍び寄ってきた。困ったことになった。

p.s. 健康管理・糖質制限記事のバックナンバーはこちら

 

 

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