今年はあまりエアコンを使わないと思っていたら、世の中そんなに甘くなかった。15日の締め日を過ぎたとたん猛烈な暑さがやってきて、昼間はもちろん夜中さえ冷房をつけていないと眠れない気候になった。
必然的に、電力使用量も急上昇である。1週前には1日6kWh程度であったのに、あっという間に10kWhを超えた。ホームベーカリーで0.5kWhとか言っているレベルではない。
電気を使うと、もれなく電気代がついてくる。年寄りはエアコンを使いましょうはいいのだが、年金スライドは雀の涙。増加分は住民税と国保保険料で消えるのだから、懐具合を計算しながら動かさざるを得ない。
このまま夏に入ると、電気代は7月分からピークに達する。これが9月まで続けば、10月年金前に早くも赤字である。若い人達の手取りを増やすことも大事だが、年寄りが安心して暮らせることもまた大事だ。不倫できるほど元気が有り余っている人達には分からないかもしれないが。
15日の締め日を過ぎたとたん、夏本番の暑さになった。1日6kwh前後だった電力使用量が、一気に10kwhを超えた。悩ましい夏がやって来る。
こういう時思い出すのは、その昔カシノに足しげく通ったことである。あの頃のブラックチップ($100)がいま1~2枚あれば、気苦労のほとんどは解決する。ブラックチップを頻繁に賭けていた訳ではないが、ミニマム$100のテーブルだってあるのだ。
とはいえ、当時は無駄遣いしたとか、貯金しておけばよかったと思っている訳ではない。あの時はああいう風におカネを使うべきだったと思っている。後からやろうと思ったってできないし、そういうチャンスがあれば試してみるべきだったろう。
もう人生も終盤戦である。チャンスは前髪だけで後ろには毛がないという諺もある。試してみたいことはできるなら試した方がいいし、いま思えば気楽に海外に行けたのもあれが最後のチャンスだったかもしれない。治安もあるしコロナもあるし、円安もある。
いま警察ではオンラインカシノの撲滅に力を入れている。確かに反社勢力の資金源という側面はあるのだが、賭け事はいかんと言うのなら、既得権を盾に25%のカスリを取っている公営競技、50%取っている宝くじTOTOも同様に規制すべきだろう。
かつてカシノで多くの時間を費やした身からすると、当時はいい時代だったとしか言いようがない。カシノにハマって身を亡ぼす人達は、TOTOだって身を亡ぼすし、アルコールだって同じ。その結果として電気代に右往左往するくらいは、代価として仕方ないと思う。
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