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石破辞任会見 自民党臨時総裁選決まる

自民党両院議員総会の後、自民党は臨時総裁選の是非を問う党内手続きに入ったが、NHKはほとんどニュースにしなかった。おそらく、多くの新聞・TVもそうだったと思われる。にぎやかだったのはYouTubeで、SNSも同様だったろう。こんなことだからオールドメディアと言われるのだ。

少数与党になったとはいえ、自民党総裁が首相にいちばん近いことは変わらない。執行部サイドが「総裁選実施希望者は自署のうえ、議員本人が党本部に持ってこい」と嫌がらせをしたのに対し、党最高顧問の麻生太郎が「上等じゃねえか。行ってやるよ」と前倒し要求を明らかにするなどニュースにしないのはもったいない展開が続いた。

石破首相周辺は「辞めさせられるなら解散・総選挙だぞ」と脅したものの、解散権は首相にあるものの閣議決定が必要で、反対する閣僚が続出すれば罷免して自分が兼任せざるを得ない。すでに閣内で総裁選前倒しを表明する議員もおり、公明党の大臣もいる。そう簡単に解散などできない。

 

個人的には国会議員票もさることながら、地方票がどれだけ総裁選前倒しを求めるかが重要と思っていた。現役閣僚・執行部の地元である鳥取、大分、鹿児島などはともかく、選挙で議席を減らした都道府県は執行部の責任を問う立場にならざるを得ない。

案の定、土・日で次々と都道府県連が総裁選前倒し要求を機関決定し、その時点でYouTubeには「石破辞任か、解散して自爆か」の動画が出回った。「石破メガンテ」という昔懐かしい見出しもあった。

その間、オールドメディアは素通りである。大気の状態が不安定はまだいいとして、スポーツ中継や歌番組をやっている場合かと言いたかった。民放はともかく、NHKは受信料で運営しているんじゃないのか。

 

石破首相が7日夕刻辞意表明。YouTubeでは数時間前から確実視されていたが、NHKでは6時の会見までスルー。お前ら視聴料で運営しているじゃないのか。

 

日曜午後には都道府県連の機関決定がさらに続き、3時頃には前倒し不可避、石破辞任かとYouTubeでは確定報が出た。5時過ぎには一部民放で速報が出たものの、NHKではとうとう6時まで通常放送。6時からいきなり石破記者会見・辞任表明となった。

しつこいようだが、NHKは視聴料で運営している。総理大臣の去就が問題となっているのに、それより緊急な内容などない。災害関連ならともかく、歌番組を流している場合ではないだろうと思う。石破への忖度だとすれば、思い違いもはなはだしい。

結局のところ都道府県連の決定が決め手となり、ようやく石破退陣が決まった。進められていた臨時総裁選は行われることとなり、いまのところ小泉Jr.が有力視されている。いずれにしてもレームダックの石破では物事は先に進まないので、喜ばしいことである。

今後は、次の総裁・首相が誰になるのかが焦点となるが、できれば減税、難しければ一時金だけでも何とか実現してほしいものである。

 

p.s. なんとなく思うことバックナンバーはこちら

 

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