9月3日火曜日。朝は雨降りだったが、9時前に止んで1時間くらい大丈夫そうだ。手早く着替えて外に出る。
走り始めは、こういう日に走らなくてどうするというような、気持ちのいい朝だった。気温は25℃ほど。北から涼やかな風が吹いてくる。2km、3kmと順調に過ぎていく。
5km前から、急に蒸してきた。汗の出も半端でない。もう半分走ったからと自分を励まし、舗装道路から田圃のあぜ道に入ると、・・・なんと派手に冠水している。
道の端から端まで水浸しで避けるスペースもない。そして、深さは靴よりもある。よりによって、家から一番遠い場所である。いったん止まったら、それ以上走り続けることはできず、あきらめて歩いて帰った。まあ、こういう日もある。
2024年8月に走った距離は126km。昨年の86kmから大幅に増えて、これで昨年9月以来1年間毎月100km以上走ったことになる。
距離としては昨年より増えているのだけれど、どの程度体力が付いたかというと、よく分からない。少なくともタイムは伸びていない。もっとも、速く走るより楽に走ることをモットーにしているので、あまりタイムにはこだわっていない。
最後にレースを走ったのは4ヶ月前、次の大会まで1ヶ月半だから、もう次のシーズンが間近に迫っている。そして半年後には、もうシーズンが終わってしまうのだ。
シーズン前半の大会はすでにエントリーを済ませている。10月の八街落花生マラソン10km、11月の将門ハーフ、12月の八千代ロードレース10マイルである。シーズン後半はまだエントリーが始まっていないが、3~4レース走れたらいいなと思っている。
この8月に意外に走れたのは、もうすぐ次の大会が迫っていることも大きい。1ヶ月半というのは、考えようによってはすぐである。いまはまだ連日真夏日の熱帯夜だが、9月はともかく10月になれば朝の最低気温10℃なんて日もある。うかうかしてはいられない。
去年は8月に10kmを走っていなかったけれど、今年は走った。もちろん汗だくのバテバテだったけれど、これで10kmブランクは3ヶ月半から1ヶ月余りに短縮できた。タイムが縮められるかどうかはともかく、余裕をもって準備できるのはうれしい。
長距離走った後は、血清クレアチニン、尿素窒素など腎機能関連の検査数値が悪化するらしい。鍛えている選手でそうなのだから、まして年寄りはその傾向があるだろう。
9月最大の行事は人間ドック。検査直前にトレーニングしてしまうと、検査数値に出てしまう心配がある。特に、今回もっとも注意しているクレアチニンと尿素窒素は、参考書を読むとトレーニング直後は数値が悪化するという。
過去の検査ではそれほど気にしなかったのと、そもそも普段からトレーニングしていないものだから、CK、血清クレアチニン、尿素窒素などの数値が時折急上昇していた。糖質制限で高タンパク食を摂っていたのが原因と思っていたが、それだけでなく調べると直前5日で30kmとか走っている時に数値が悪い。
大会2週間くらい前になれば、5日で30km程度走るので、これは迂闊なことであった。だから今回は、人間ドック直前は大会直前と同様、疲れを残さないことを主眼にトレーニングしようと考えている。ちょうど、残暑厳しくなる季節でもある。
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