2024年10月に走った距離は188km。涼しくなって走れる気候になり、八街マラソンの準備を急ピッチで進めることができ、9月の117kmからかなり距離を伸ばすことができた。昨年10月は131kmだから、ずいぶんと増えている。
とはいえ、まだ最低気温は10℃を下回ることはほとんどなく、ランニングの季節とは言い難い。20℃あっても16km走れるようになったけれど、ひどく汗もかくし疲れが残る。長い距離を走るのは、最低気温が10℃より低くなってからでいい。
10月は今シーズンの開幕戦、八街落花生マラソン10kmだった。昨年は10km走れるかまだ不安があったものの、今年は距離に関してそれほど不安がなかったのは、2年間休まず走ってきたからだろう。約30年ぶりに自己ベストを更新したが、まあ、間の28年は走っていないから。
八街前に気がかりだったのは、右ヒザに違和感があることだった。痛みはないのだが、感覚が鈍くなって、ぼんやりしたような状態である。当日はなんとかなったものの、走るまでが心配であった。
これまでそういうことはなかったのだが、八街マラソン前ヒザに違和感があった。やっぱり歳なので、むやみに距離を走るのは負担が大きいかもしれない。
いろいろ調べると、可能性が大きいのはやはりオーバーワークである。ものの本によると「悪いフォームで月200kmも走って故障しない方がおかしい」。別の本には「サブスリー、サブフォーとかいう話ばかり読んでいると、自然とオーバーワークになる」とある。今シーズンはまだ月200kmまで走っていないが、結構近づいている。
骨や筋肉は再生するので、歳とってケガしても深刻な後遺症にはつながりにくいそうだが、関節はそうではない。使えば使うほど減ってしまう消耗品なので、傷めると簡単には元に戻らないらしい。特にヒザは、高齢者にとって要注意の箇所という。
だから「年寄りはシーズンオフを作るべきでない」というのは、関節の視点からいえばありうる話で、シーズンオフで筋肉が衰えるからではなく、シーズンに走り過ぎて関節を傷めないことが重要なのである。
そんな話を読んだので、月200km走るのはどうしようかなと思っている。まさに「月200kmは危険」と本に書いてあったからである。とりあえずヒザの不安がある間は、200kmに届かない範囲で工夫しようかと考えている。
毎日走る距離を少なくしたらいいのか、それとも間隔を空けて走った方がいいのか、年寄りのトレーニング方法について書いてある本はほとんどないので、例によって自力で試行錯誤するしかない。
(この項続く)
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