1週間経過して、6月11日は特定検診結果の出る日である。検診日と結果報告、2度もお医者さんの手を煩わせるのは申し訳ないが、受診しないと市から督促されるので仕方ない。集団検診だと結果を送ってきて終わりだけれど、500円しか違わないのに個別検診だと結果報告がある。
クリニックとしても、地域医療に協力するという建前と、新規顧客を開拓するという意味があるのだろう。腎クリニックで商売になる患者は人工透析だから、できれば、というよりできるだけ回避したいのが本音である。
1年前と違っているのは高脂血症薬のバトルアスタチンを飲んでいないことで、糖尿病薬は糖質制限のおかげでその前からなくなっている。糖尿病関係の数値は変わらないはずであるが、コレステロールと腎機能がどうなるか。やや緊張してクリニックへ。
まず言われたのがBMI25超。「25.1でぎりぎりですけれど、軽度肥満になりますね。もう少し減量してください」
まあ、お医者さんも指摘しないといけないだろうからおとなしく聞いておく。しばらく前まで100kgあって20kg以上減らしたとか言っても仕方ない。
「血圧が若干高いです。家ではもっと低いということですから、定期的に測定して注意してください」
検診日の朝は通常通り120を下回っていた収縮時血圧が、看護婦さんが測ると140を超えてしまったのだ。とはいえ、予想通り経過観察で済んだ。来年は血圧低下の裏技、朝一番でトレーニング後に受けてみることにしよう。
クレアチニンは1.01、eGFRは57.2。「腎機能は少し低下していますが、昨年の数字より悪くなっていないので、様子見でいいでしょう。水分をしっかりとってください」
特定検診の結果。集団検診は看護婦(採血)のレベルがひどいので、今年から個別検診でクリニックを選んで受診することにした。薬はまったく飲んでいないが、数値は悪くなっていない。
上表が気になる項目の推移である。糖尿病も高脂血症もまったく薬は飲んでいないが、昨年より悪くなっていない。LDLコレステロールはスタチンをやめたので上昇しているが、これで普通の水準である。昔はHDL40・LDL200という数字だったから、まあ人並みになったというところだろう。
自分でも驚いたのが、ヘモグロビンA1cの5.4である。薬も飲んでいないのに、昨年より0.3も改善している。それどころか、過去の推移をみても5.4(2014年以前の基準で5.0)なんて数字が出たことはない。これだと糖尿病とは判定されない。
ここ1年の糖質制限はマイルドというよりルーズだし、ランニングも3年続けているから今年だけということはない。あえて探せば70kg台で1年間過ごしていることと、アルコールが弱くなって結果的に酒を控えたこと、間食・おやつを手作りしたことである。
中性脂肪も89で変わらずだから、そこそこ節制できているようである。何はともあれ、通院しなくても薬を飲まなくてもほとんど影響なく、かえって病気から遠ざかっているのはうれしいことである。
そして、今回いただいた結果報告によると、eGFRは確かに基準値が60以上だが、受診推奨値は45未満なのである。ヘモグロビンA1cの受診推奨は6.5以上だから、なるほどこれだと医者に行った方がいい数字である。
ただ逆に言うと、45を上回っていれば様子見とか再検査で済むということでもある。50台というだけでSGLT2阻害薬を処方して副作用でひどい目に遭わせた医者は、何を大騒ぎしているんだという話である。人間ドックの問診で、「腎臓内科ってほどじゃないでしょう」と言われる訳である。今更ながら腹立たしい。
↓どれかクリックしていただければうれしいですが、ブログ村は最近広告ばっかりなので、データ無制限でない方はご注意ください。