日曜日に投開票が行われた参議院選挙、結果を一言で表現すれば自民・立民両方負けで、政権交代にはならなかった。石破首相は当面続投ということで党内がまとまったらしい。
午後8時の出口調査分析では、自民党20台とか、1人区一桁惨敗という予想も出ていただけに、過半数に2つ届かない(和歌山は二階が負けただけで自民)というのは言われるほどひどくなかったということ。党重鎮(麻生?)の「石破はスリーアウトチェンジ」発言も、翌朝には報道されなくなった。
一方の立憲民主、議席を伸ばすのは確実と言われていたのに、月曜午前中まで改選議席を下回っていた。比例最後の1議席を確保して何とか面目を保ったものの(公明と競っていたので、負ければもっとぎりぎりだった)、比例では国民にも参政にも及ばないというのは、野党第一党にふさわしいとはとても言えない。
思うに、結局のところ維新や立民というのは政権与党の補完勢力で、利益で釣られれば彼らの味方というのが見えているからと思う。国民も参政もそうならないとは限らないが、いますぐ政権にすり寄ることはなさそうだ。特に国民民主は、103万円の壁で一度痛い目をみている。
20日に行われた参議院議員選挙、自民・公明は大幅に議席を減らし、立民も無所属推薦を除き議席は伸びなかった。国民民主と参政党が伸びたが、小選挙区で勝てるかどうかは別問題。

参政党は投票前の予測どおり大幅に議席を伸ばした。特に比例代表で立憲民主の得票を上回ったのは大健闘で、やり方によっては組合・宗教団体・圧力団体などの支援がなくても票を集めることができるのを示した。
ただ、衆議院の小選挙区で自民党に勝てるかはまた別問題。昔の中選挙区であれば二番手・三番手でも議席を獲得できたが、小選挙区は大政党が有利な制度である。そして「日本人ファースト」というスローガンが受けたというよりも自民批判票の受け皿になったのが大きかったので、ルペンやAfDのように政権を狙える勢力になれるかどうかはまた別である。
そして、参政党の候補者は「若くて」「見栄えが良く」「弁が立つ」。いわば石破・野田の既存政党にはない清新さが評価されたと思われる。しかし、いまは若い彼らも6年経てばそれなりの歳になる。二階親父ではないが「お前らだって歳を取るんだ。馬鹿野郎」ということである。
比例代表ではNHK党が希望通り議席を失った。午後8時のNHK予測では0~1だったのでまだ彼らに投票する奴らがいるのかと思ったのだが、結果的には60万票余りで前回のほぼ半分。当落線上まで約40万票足りなかった。政権批判票は、参政党や国民民主に行ったらしい。少しでもまともな人達に投票するのは当然である。
まだ1つ残っているのであと3年税金をムダ使いするのが腹立たしいが、ああいうふざけた連中への支持が減ったのはうれしい。まだまだ日本の良識も捨てたもんじゃないと思う一方、例のポスター騒ぎでマスコミが引いたのが大きかったようだ。
p.s. なんとなく思うことバックナンバーはこちら。